周りに流されない生き方はかっこいい。
プロゲーマーの梅原大吾さんを知っていますでしょうか。
格闘技ゲームストリートファイターのゲームのプロゲーマーとして活躍している方なんですが、私も中学生の頃スト2にハマっていた時期があります。
梅原さんには注目していて、彼の著書「勝ち続ける意志力」も読んだことがあります。
ふと、彼が慶応大学で講義しているyoutubeがあって、それが、生きる上での指針となるくらいよかったので、紹介します。
梅原さんは中学生のときにストリートファイターと出会ってそれから毎日のようにゲームセンターに行くようになったそうです。
地元で強くなって勝てるようになると、もっと強い人と対戦するために電車に乗って、都会のゲーセンに行き、強い人達と戦っていたそうです。
ゲームが楽しかったのはもちろん、それ以外にもゲームセンターにいる人たちといるのが居心地がよかったのも大きかったといいます。
中学生の梅原さんが大人と戦って勝ち続けるうちに「お前日本一強いんじゃないか」と言われ、大会に出たら優勝。
当時はとにかく強くて勝ちまくっていたそうです。
梅原さんのすごいところはとことんやるところだと思います。ゲームにはまりはじめてからクラスの友達からアイツは変わったやつだと思われるようになったといいます。
流行りのドラマや音楽も一切興味がなかったそうです。でも周りに合わせてほうがいいのかと思って、音楽も聞いてみたそうなのですが、やっぱり興味が持てずひたすらゲームに夢中だったといいます。
普通だったら仲間はずれにされたくないと思って、みんなに合わせたりすると思うのですが、梅原さんの周りにどう思われるのかは関係なく、自分の好きな道を貫く生き方が見習うところだと思いました。
彼が学生のときはプロゲーマーになる人は日本では誰もいない時代で、そのうち友達が就職しはじめ、ずっと勝つか負けるかしか考えないで生きてきたけど、その世界から離れることにし、ゲームから麻雀に転向した後、介護の仕事をするようになります。
介護の仕事をし始めて楽しかったといいます。今までは勝つことで、喜びや達成感を感じていたけど、勝つことじゃなくても相手に喜んでもらったりすることができるんだということに感動したそうです。
介護の仕事をしているときはゲームからは離れていたということなのですが、そんなときにストリートファイターの新作が出て、友達から一緒にやろうと誘われて、数年のブランクもあったけど、ひさしぶりにやったらめちゃくちゃ強かったそうです。
そのときに梅原さんが感じたことは今まで自分はずっとゲームしかしてこなかったから、それ以外のことはうまくできない、介護もどちらかと言えばどんくさいほうで弱点と向き合っていたということに気づいて、強みを活かすのもいいんじゃないかと思えたそうです。
それからまたゲームをやるようになり、梅原がカムバックしたと注目され、世界大会の招待があり、招待されるのなら行ってみようかなとやる気はあまりなかった状態で、世界大会に出て、その世界大会でチャンピオンになります。
そして、スポンサーからプロにならないかと誘われ、プロになるかどうか悩んだ末に、プロを選択しないで後悔するよりは、プロになってやったほうがいいという結論を出し、プロゲーマーになります。
プロゲーマーになってからはせっかくこんなチャンスをもらったから全力でやろう!と最初のうちは1日18時間ゲームをして練習をしていたそうです。
その生活を続けていると一日中目が痙攣したり、遂にはゲームの画面を見ると気持ち悪くなるということまで起き、大会でも勝てないようになってきたそうです。
ここでもとことんやる意志が半端ないですよね。
そのことをきっかけに自分の行動を見直すようになります。
例え1日に練習する時間が5分でも強くなればいいんだと考えるようになってからまた順調に成果を上げるようになります。
一時期だけ強いのでなく、ずっと強くなり続ける秘訣は「自分を飽きさせないこと」だそうです。
たとえ今が勝率95%だとしてもすぐ他の人に真似されることもあります。だから梅原さんはそのときの勝率を下げることになったとしても10あるうちの2つ、3つを変えてみようとしているそうです。
梅原さんの動画は2時間近くあったけど、時間があっという間に感じられるくらい面白かったです。
私はこれを見て、周りの期待に応えないで自分のやりたいことを貫き通す意志が梅原さんの強さだなと思いました。
大人になるにつれ、私たちは社会に適用するためにいつの間にか大事なものを捨てて社会に染まっていきます。
そうすることで社会ではうまくやっていけるかもしれません。でも自分の大事なものを失ってしまったと後から気づくのです。
ときには気づかないまま一生を終える人もいるでしょう。
梅原さんの話を聞いて、今の自分の境遇と照らし合わせ、勇気をもらいました。
今自分は仕事を辞めてアフィリエイトの仕事で食っていこうとしています。
周りから見たらアフィリエイトの仕事は理解されにくいです。
でも私は文章を通して自分の力で利益を生み出していきたいと思い選択しました。
これからやっていけるのかという不安もときには出てきます。
梅原さんのように何があってもやり続ける意志を持ち続ければ必ず道は開けてくる。そんな希望をもらいました。
みなさんも興味があったらぜひ見てみてください。